骨格ラインから美しく 機能的な身体をつくる 骨格トレーナー岩﨑美也子 lifelog

骨格からカラダを変える【 骨格トレーニング 】を、実店舗とオンラインにて提供しております。身体を根本改善したい方を全力サポート ◆実店舗【re Flame style】(札幌市 地下鉄 中島公園駅) パーソナル、グループトレーニング ◆オンラインサロン『Style』月額3,500円 少人数制オンラインレッスン /トレーナー歴15年 / rfca認定マスタースペシャリスト / 専門家向けセミナー講師

月経血コントロールって何?

「月経血コントロール」とは、生理の時の血を膣や子宮などに溜めておいて、トイレで排出できる女性独特のからだの使い方を指します。

尿を膀胱に溜めておいてトイレで出すのと同じようなイメージで、生理の血も紙ナプキンに吸わせるのではなく、トイレで出すことができます。
なので、ナプキンをあてていなくても下着を汚すことはほぼなくなります。
(実際は布ナプキンなどを使う方が多いですが)
赤ちゃんが紙おむつが外れるのと同じように、紙ナプキンに漏らしていた生理の血をトイレで出せるようになっていきます。

 

 
骨盤底筋という筋肉を使い、膣口を締めておき、トイレに行ったときに膣口をゆるめて腹圧をかけ、膣と子宮を柔らかく動かして排出します。




そんなことできるの?!という反応がありますが、これは昔の女性(3世代前)はみな普通に行っていたようです。
当時は日本はきものの文化。
現代のようなパンティなどありません、腰巻きという下着のみでした。
当然おまたの下はスカスカ、紙ナプキンなんてもちろんない状況。
月経血はしかるべきところに排出するからだの使い方が伝承されていたと思われます。

現代にかけて、紙ナプキンの進化や様々な時代背景などにより、月経血をコントロールできる女性は少なくなりました。
(わたしの母にこの話しをしたところ、そんなことできるの?と大変驚いていました)
でも、少しの意識とトレーニングで誰にでもできるようになると私は信じています。
実際、私も2人の経産婦ですが、出来るようになりました!

【月経血コントロールができるようになったメリット】
・生理が3日で完全に終わるようになった。
(以前は一週間ほど量は減るもののダラダラと続いていたが、驚くほど早く終わるようになった)
・紙ナプキンを買わなくてもよくなった。
布ナプキンがとても肌に心地よく快適!蒸れ感や紙ナプキンの違和感から解放された


私はもともと生理痛や、冷えなどはないのでそのあたりの症状改善の実感はなかったのですが、骨盤底筋や膣、子宮などが毎月活性化されることで、からだには様々な良い影響があると思われます。
骨盤底筋のトレーニングを続けている私のクライアント様は、生理痛が軽くなったとおっしゃる方が何名か出ております。
骨盤底筋や周辺の活性化により、血流がよくなったり、骨盤の歪みが整ったりすることでの症状改善なのでは、と予想されます。

【まとめ】
月経血はコントロールすることができる
骨盤底筋や、膣、子宮の使い方でトイレで排出することができる
からだの不調を改善する効果も期待できる


次回からは具体的な方法について、書いてみたいと思います。