『良い姿勢』とは何か?私たちが提供しているもの
こんにちは!
札幌で、骨格ボディメイクトレーナーとして活動しているmiyako.です。
今日は、『良い姿勢』とは何か?
について書いてみたいと思います。
そして、これから書く概念はstyleのトレーニングを受けている方、
岩崎美也子のトレーニング、グループレッスンを受けている方、みなさんと
まず共有したい、大事な考え方です。
良い姿勢、悪い姿勢、とはよくいいますが、
さて、『良い姿勢』とは具体的にどういう状態のことを指すのでしょうか・・・
良い姿勢とは、地球上で暮らしている私たち人間(生物学としてのヒト)が
重力に対して、もっとも効率的に身体を支えることのできるポジション。
を、指しています。
身体には、骨、筋肉、内蔵器などが収まっています。
姿勢には、主に骨と筋肉が(脳も)関係しています。
骨と骨がジョイントするところが『関節』です。
その、『関節』同士が一番最適に咬みあって重力を受ける状態が
ベストポジション=良い姿勢です。
人間の身体には、関節が約260~365個あります。
(数字に幅があるのは、軸が多様な関節があるなど分類が難しいからです)
一般的に大きな関節を上げると、『肩関節』『股関節』『膝関節』『足関節』『脊柱』
などなどがイメージしやすいかと思います。
関節の軸同士が合わさることで、地球上で押しつぶす力の重力に対して、
硬い骨組という構造物で身体を立てておくことができています。
なので、関節の軸同士が全て最適合した状態だと、
身体を立てておくために余計な筋力が必要ありません。
なぜなら、骨組みが支えてくれるから。
例えるなら、家を建てる時の柱のような状態です。
この骨組を支える役割をする筋肉、言わば柱をくっつけるネジが、
関節のインナーマッスルです。
(インナーマッスルという表現は、その筋肉の役割で、
ローカルマッスル・グローバルマッスルという分類になっています)
※図は股関節のインナーマッスルたち
ちなみにこの筋肉たちを最適化すると、お尻の形がキレイになります。
骨格ボディメイクトレーニングでは、この筋肉をメインにアプローチします。
もちろん、人間は動かなければならないので、
この骨組を動かすための筋肉の力(アウターマッスル)も必要です。
ですが、関節が少しズレた状態になっていると、そのズレを補正するために、
重力に対して余計な筋力を使って関節、身体を支えなければなりません。
家も、柱の組み合わせがちょっとズレていると、バランスをとるために
あて木をして釘で打ったり、補強しなければ崩れちゃいますよね?
このちょっとズレた関節のバランスの悪い状態で、日常生活を送ったら・・・?
家事をしたら?
スポーツをしたら? ゴルフをしたら?? ダンスをしたら???
体を使えば使うほど、筋バランスの悪さにより局所的な負担が増えていきます。
筋骨格系からくるほとんどの痛みや、体型の崩れが、この骨格のズレによる
一部の筋や組織の局所負担などが原因です。
そして、この『骨格・関節のズレ』は
日常的な身体の使い方によって引き起こされています。
私たち骨格ボディメイクトレーナーは、
身体全体の骨格・関節の位置を見ながら、
ターゲットとする筋肉と、脳内の位置情報を、エクササイズで活性化し、
重力の受け方、からだの使い方を変化させて行くお手伝いをします。
身体の使い方が変われば、体型も変化し、
今まで起きていた身体の不具合も改善していきます。
次の更新では、重力に対して骨格がズレていることで、
身体にどんな変化がおきているのかを、具体的に書いてみたいと思います。
miyako.