骨格ラインから美しく 機能的な身体をつくる 骨格トレーナー岩﨑美也子 lifelog

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『インナーマッスル』という言葉が指すもの

今までトレーニング中やレッスン中に、インナーマッスルという言葉を便宜的に使ってきましたが、今日は、『インナーマッスル』という言葉が指すものについて書いてみたいと思います。

 

私が使っている『インナーマッスル』という言葉は、その役割について説明するときも使っています。

これは、一般的に『インナーマッスル』という言葉が知られてきていて、その言葉に対するイメージを利用していたところがあります。

 

ですので、『インナーマッスル』とは何なのか、ここで改めて確認したいと思います。

 

 

その意味を確認する上で、【 位置 】と【 役割 (機能) 】がポイントになります。

 

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インナーマッスル(深層筋)

・アウターマッスル(表層筋)

は、筋肉のついている 【 位置 】 を指す言葉です。

 

深層筋は骨や関節の近くについているので、関節を安定させる【 役割 】のあるものが多いです。

 

しかし関節を安定させる役割があっても、表層にある筋肉もあるし、深層にあっても身体を動かすときに使われる筋肉もあるので、全てあてはまるわけではありません。

 

筋肉をついている【 位置 】ではなく、その【 役割 】で分類するとしたら、

 

・スタビライザーマッスル (関節を安定させたり、体重を支持する役割のある筋肉)

・モビライザーマッスル (身体をを動かす役割の筋肉)

 

に分けられます。

これも、細かくわけるとさらに分類されます。

()内については、わかりやすい言葉で説明しています。

 

・ローカルスタビライザーマッスル (関節安定に関わる筋肉)

・ローカルモビライザーマッスル (体重支持がメインだけど、動かすこともできる筋肉)

・グローバルスタビライザーマッスル (動かすことがメインだけど、体重支持することもできる筋肉)

・グローバルモビライザーマッスル (動かすための筋肉)

 

私は、トレーニングやレッスン内で、『インナーマッスルを起動して!』 というような表現をよく用いるのですが、もう少し正確に役割を指す言葉を使うように注意を払っていかねばと思います。

 

 

最近では、インナーマッスルのトレーニングが大事、アウターマッスルのトレーニングが大事、というような論調の発信を見かけることもありますが、これはどちらも全て大事です。

 

一番大切なのは、その筋が深層筋だろうが、表層筋だろうが、トレーニングやスポーツ・ダンスなど身体を動かす中でその役割をしっかり果たしているかどうか、というところではないでしょうか。

 

その役割をしっかり果たしているかどうか、というところを、ローカルスタビライザーマッスル(関節安定筋)から細かくチェックしてトレーニングを進めるのが、私のトレーニングスタイルであり、RRR美姿勢・美脚スペシャリストとしてのやり方です。

 

もちろん、トレーニングではグローバルモビライザー(動かす筋肉)まで、しっかり使っていきますよ!!

 

miyako.