【股関節 】骨の構造と靱帯
【今さら基礎解剖学】
股関節の骨の構造から見ていきたいと思います
股関節の骨
まずは、骨の確認から
関節とは、骨と骨とが
組み合わさっているところのことを指すので
股関節の場合、
骨盤の、腸骨、坐骨、恥骨からなる
寛骨臼に大腿骨頭がはまっているのが
股関節、ということになります
これは、寛骨を側面から見た図ですね
大腿骨頭のはまる穴ぼこに
「腸骨」「坐骨」「恥骨」と書いてあります
三つの骨からなる寛骨に
寛骨臼(受け皿)があります
股関節のはまりの角度
骨頭がはまり込んでいる角度は
正面から見て、125度
これを頸体角(ケイタイ角)といいます
上から見て、125度が正常です
これを前捻角(ゼンネン角)と言います
このA、Bの角度は
股関節のはまりの浅い人などを判断するときに使います
股関節の靭帯
股関節の周りは、強力な靭帯で覆われていて
骨頭が抜けないように安定させています
こんな感じで、
中では大腿骨頭靱帯で強力につながっています
これは、股関節を前から見た図です
これは、後ろから見た図
それぞれの靭帯がねじれ合うように
ぐるぐるまきになって保護されているのが
わかるかと思います
それぞれの靭帯のついている位置関係と
動くと、どう変化するのかをイメージしておくと
実際の動きと照合しやすいです
今回は、股関節の骨の構造と
靭帯についてでした
この写真から見れる角度って
なかなかないですよね
面白いので、撮ってみました笑
骨格ラインから美しく機能的な身体をつくる
rfcaマスタートレーナー
岩﨑美也子