身体を通して、その人の背景をみる。
こんばんは!トレーナーのmiyakoです。
『身体を診る仕事あるある』かもしれませんが、その人の姿勢や身体、関節の状態を見ると、その人がどういう仕事か、どういう癖があるのか、どういう性格かすらわかってしまうことがあります。
その人が、長くトレーニングに来てくれている常連のかたでしたら、尚更に。
今日のお客様は、身体がバキバキで、自分でケアしようとしても息苦しくなってしまい、動かせない!との訴え。
トレーニングしながら動きを注視していると、全身が力んでしまっていて、意識してほしい筋収縮を感知できないレベルでした。
(意識したい筋収縮が、全身の力みに隠れてしまうの。森の中の木と同じ感じです)
身体は、力むと硬くなり動かせなくなってしまいます。
ホラ、木のまな板が硬くて曲げれないのと同じですョ(例えがヘン?)
その人の身体はもう、全身まな板状態!!どっちの方向にも動かない!
身体が苦しい、ということは分かっていても、全身が力んでいることには気づいていないお客様。
こういうパターンは以前にも何度か経験済み。
お客様に、自分の身体が力んでいることを認知してもらい、少しずつ解除していきました。
トレーニングが終わるころには、顔色も良くなって「スッキリしたー!軽くなりました!」と嬉しそう!
全身の力み、肩回りの力み、背中の張り、などなど
力み系の方で、自覚がない、歪みや姿勢もそれほど悪くない、そんな方はたいていが仕事が忙しくてせわしない日々を送っていたり、気持ち的に緊張やストレスがかかることが多い日々だったり、聞いてみると「実は…」ということが多いです。
身体を通じて、その人の背景をみる。
一緒に向き合う。
いつもと違う身体の変化に向き合って自分の傾向を知り、
今後の生活に活かしていけることが、とても大事だと考えています。
今日の体調はどうですか?
トレーニングのはじまりには、必ずこれを聞いています。
お客様が、ご自分の身体を想い、気付きを得られるように。
今後もおひとりおひとりに、丁寧に対応させていただければと思います。
miyako.