骨格ラインから美しく 機能的な身体をつくる 骨格トレーナー岩﨑美也子 lifelog

骨格からカラダを変える【 骨格トレーニング 】を、実店舗とオンラインにて提供しております。身体を根本改善したい方を全力サポート ◆実店舗【re Flame style】(札幌市 地下鉄 中島公園駅) パーソナル、グループトレーニング ◆オンラインサロン『Style』月額3,500円 少人数制オンラインレッスン /トレーナー歴15年 / rfca認定マスタースペシャリスト / 専門家向けセミナー講師

顔を天井に向けることができますか?

レーニング中に出たお客様からの質問

『顔を上に向けることができないのは何故ですか?』

 

今日はこれを

お題にさせて頂きたいと思います。

 

突然ですが、

顔を、天井に向けることができますか?

 

座ったり、立ったりした状態から

天井を向いて

おでこからあごの、顔の面が

しっかり天井に向けることは

できるでしょうか??

 

(頸椎ヘルニアなど、首が弱い方は

いきなりやらないで下さいね、

危ないので💦

腰痛持ちの方も要注意なポーズです)

 

これ、意外とできない人が増えています!!

 

上向きは、できるかもしれないけど

しっかり真上を向けるかどうか

チェックしてみてください

 

というのも、

近年の環境で

下を向く時間が長くなっていることで

首の前の筋肉や組織が

短くなって拘縮してしまい

 

上を向くという動作の

可動範囲が狭くなってしまっているのです。

 

 

 

ここからは、

専門家向けの表現も用いた内容になるのですが、

改善方法をまとめてみたいと思います。

 

本質的な身体の問題から解決するならば

 

①アライメントの崩れで

頭部前方位になっている状態を

ニュートラルアライメントに改善させる

 

②頸椎のインナーである

頸部の脊柱起立筋と頸長筋を活性化

 

③頸椎後頭関節と

胸椎上部が硬くなるので

そこの可動域を改善

 

④身体全体の運動連鎖として

上を向く動作を再学習

 

というような流れになるのですが、

 

 

首だけにフォーカスして

その場で上向き動作を

やりやすくするアプローチとしては

 

⚫︎拘縮している首の前面の筋肉

胸鎖乳突筋や、斜角筋を

思いっきり短縮させる(左右)

(反回抑制)

 

ギュッと力を込めるのを20回

そして、10秒全力で潰してキープ

※起始と停止を近づけて

潰すように力を加える

 

これだけでもかなり

可動域が拡がって

上を向きやすくなります

 

⚫︎首の前面の

筋肉、皮膚、脂肪層の癒着を剥がす

(組織間リリース)

 

首の前面を伸ばすような体勢にして

歯を食いしばるような感じで

首の前面に力を入れます

(アイソメトリック)

 

その状態をキープして

皮膚を摘んで引っ張ります

(摘んだ皮膚をぐるぐる回すようにして

剥がしていくようなイメージ)

 

もしくは、

リファでゴロゴロして

皮膚を挟んで持ち上げていきます

 

これらで

首の前の組織が剥がれて

筋肉が柔らかくなり

 

顔を上に向ける可動域は

かなり拡がるのを実感できるはずです。

 

本質的な改善アプローチと、

その場での、対処療法的アプローチ、

 

このふたつについて

まとめてみました。

 

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

miyako.

 

 

 

 

 

40