腹横筋の筋長・筋力・筋持久力と美くびれの関係性
こんにちは!
札幌で、骨格ボディメイクトトレーナーとして活動しているmiyako.です。
ブログを更新するのは久しぶりなのですが、今日は腹横筋について書いてみたいと思います。
腹横筋は、体幹部の「インナーユニット」で、体幹を安定させる重要な役割をしています。
トレーニングでよくあるのが、腹横筋の収縮が鈍いパターン。
トレーニングを始めたばかりの人はもちろん、長年続けて下さっている方でも収縮の鈍さを感じることがあります。
女性の場合、月経周期によって排卵日から生理期間の間に鈍くなるパターンも多いなと現場では感じています。
(これはホルモンバランスなどの要素によるものでしょう)
体幹部のインナーユニットについては、トレーニング方法として主に「ドローイン」と「ブレーシング」があります。
ウエストのくびれを綺麗に作りたいなら、「ドローイン」がお勧め。
「ブレーシング」だと、その人の骨格分類によっては、ウエストがくびれずに土管のようになってしまう場合も…
トレーニングでは、ドローインで大事な腹横筋は、セルフチェックでしっかり収縮感覚を身につけてもらうようにしています。
やり方としては、ウエストを触って骨盤底筋を締めながらおへその下の下腹をそっと凹ますようにします。
ウエストが締まってくるのを手で感じられたら、うまく収縮できています。
ほんの少しの締まり具合なので、意識を手に集中して、ゆるめた時と締めた時の差を感じるようにします。
何度かやっていると、その収縮感覚がわかるようになってきます。
腹横筋は、繊維が横に走っていて、筋腹が体側にあるので収縮感は体側に出てきます。
これを、仰向けでチェックして、できたら立位でも収縮。
日常生活でも意識するだけで、伸びていた筋長が短くなり、ウエストがくびれてくるのを実感できます。
腹横筋の収縮が鈍いな、と感じるクライアントには、この腹横筋の収縮ワークをじっくり取り組んで、収縮したままキープして動くエクササイズをしてもらうことで、ウエストに劇的な変化と、体幹が安定するので身体がとても動かしやすくなる効果があります。
さらに日常でも意識することで、腹横筋のトレーニングをしていることになりますね。
自分の身体を重力に対して支えることができるだけの筋力と支え続けられる筋持久力をつけていくことが重要です。
下腹ぽっこりにお悩みの方は、腹横筋の筋長が長く伸びてしまっているので、ぜひ収縮エクササイズを日常に取り入れてみてくださいね。
筋長が整い、自分の身体を支えるだけの筋力、そして崩れない筋持久力がついてくると、一生ものの美くびれ完成です!!